CMSとは?ホームページの更新を簡単に!CMS導入のメリット
当事務所ではお客様のWEBサイト(ホームページ)を制作する時はほとんどCMSを導入しています。
世の中のWEBサイトのおよそ60%がCMSを利用して作られており、その利用率は現在も伸び続けています。
そもそもCSMとは何なのか、利用するにあたってどんなメリットとデメリットがあるのか、そのあたりをふまえ、CMSのことがよくわからない人に向け知っておいたほうがいいことを解説していきます。
CMSとは
Contents Management System(コンテンツ管理システム)の頭文字をとってCMS(シーエムエス)と呼ばれています。
WEBサイトを作る時に欠かせないHTMLやCSSという専門知識がなくてもホームページやブログが作れてしまうシステムのことです。
ホームページを作る時に必要なHTMLやCSSを知らなくても作れるのはもちろんのこと、HTMLやCSSを使ってホームページを制作することが出来る人も作業を効率化し、ホームページをより簡単に制作することが出来るようになります。
ホームページ制作の流れを理解する
CMSを理解する前に通常のホームページ制作の流れを理解しましょう。
通常ホームページは先ほどから出てきている「HTML」と「CSS」を使って構築していきます。
HTMLはホームページの構造を作る言語で、いいかえれば骨組みのようなものです。この骨組みを装飾するための言語がCSSといって、文字の色や大きさを変えたり、綺麗にレイアウトするために使います。
この二つの言語を使って作られたホームページをFTPというソフトでサーバーにアップロードすることで、ホームページとしてインターネット上で閲覧することが可能になります。
知らない用語がある場合はこちらの記事を参考にしてみてください。
CMS導入のメリット
簡単に更新・編集ができる
CMSには、ホームページとしてほぼ完成されているテンプレートと呼ばれるものが豊富に用意されています。
先ほど紹介した「HTML」や「CSS」を理解していなくても、このテンプレートを利用すれば、必要なところを書き換えるだけで、半オリジナルのホームページを作ることが出来ます。
また一度作ってしまえば、既存のページの編集や新しいページを作って更新することが、簡単になります。
SEOに効果的
ホームページを作るうえで必要なSEOというものがあります。SEOはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略でこのSEO対策がうまくできればGooleなどの検索エンジンで上位表示され、アクセスも集まりやすくなります。
CMSはSEOに必要とされている、ページ数を簡単に増やすことが出来ますし、Googleがガイドラインで提唱されている内部対策がほとんど自動的におこなわれるようになっているためSEOに効果的と言われています。
その他にもSEOを強化することのできるプラグイン(拡張機能)も豊富にあります。
運用コストの削減
通常ホームページをHTML、CSSで構築した場合、どこか一か所でも修正しようとしたら、HTML、CSSの言語の知識が必要になります。
そのためホームページ制作会社に依頼して、HTML、CSSでホームページを構築してもらうと、ページの追加や、修正のたびに料金が取られます。
もしくは毎月の更新費として20,000円~30,000円の料金がかかってくることがあります。
この更新を自分でおこなうことで毎月の運用コストを削減することが出来ます。
CMS導入のデメリット
更新の仕方を覚える必要がある
CMSはHTML、CSSを理解してなくても作ることが出来ますが、少なからず覚えることもあります。
しかし、一度覚えてしまえば難しいことはないですし、HTMLなどを理解することに比べたらとても簡単です。
覚えるというほど難しいことはなく、操作になれるだけです。
自分で作るとデザイン自由度が下がる
HTMLなどの言語を知らない人がCMSを作るにはテンプレートを利用することになります。
テンプレートはある程度形が決まっているので、その形を変えるにはHTMLなどの知識が必要になってしまいます。
そのため、自分の好きな色や画像を使うことが出来ても、自分の好きなレイアウトやデザインをすることが難しいので、自由度は下がってしまいます。
レイアウトやデザインにそこまでこだわらないのであれば全く問題ありません。
CMS導入の必要性
CMSは全てのホームページに利用したほうがいいわけではありません。CMSを利用しなくても問題ないホームページもあります。
たとえばページ数が少なく、更新も必要としないホームページであれば、CMSを利用しなくても問題ありません。
逆にCMSを利用したほうがいいホームページはその逆で、ページ数も多く、更新も頻繁にするようなホームページであれば、絶対的にCMSを利用したほうが、更新も楽になりますし、SEO効果も期待できます。
その他にも複数人で管理する場合も、権限を利用できるので、「あの人がいじったからおかしくなった」ということを防ぐこともできます。
使うならWordpress一択
CMSといっても世界中にたくさんあります。その中でも圧倒的シェア率を誇るのが「WordPress」というCMSです。
2020年のCMSシェア率は63.4%。次に高いシェア率でも4.2%しかありません。
一応ランキングを載せておきます
- WordPress(ワードプレス)63.4%
- Shopify 4.2%
- Joomla 4.1%
- Drupal 2.7%
- Squarespace 2.5%
- Wix 2.3%
- Bitrix 1.7%
こう見ると差は歴然ですね。
このランキングのCMSの中には有料のCMSもありますが、WordPressは完全無料です。
課金システムもないですし、へんな勧誘が来ることもありません。
ちなみにこのランキングはw3techs.comに掲載されているものです。
ただシェア率が高いからいいというだけではなく、シェア率が高いからこそ、困った時に検索すれば解決しやすいということになります。
実際わからないことを検索すればすぐに出てきます。
以上の理由からCMSを利用するのであれば「Wordpress一択」ということです。
まとめ
CMSがどんなものか理解できましたか?
今回の記事をまとめると
- 専門知識がなくてもホームページやブログが作れてしまうシステム
- 簡単に更新・編集ができてSEOにも効果的で、運用コストの削減ができる
- デザイン自由度が下がるし、更新の仕方を覚える必要もある
- ほとんどのホームページで利用したほうがいい
- 使うなら無料で使えてシェア率No1のWordpress一択
ということになります。
完全無料なので、興味のある方は一度作ってみたはいかがでしょうか?
オリジナルのデザインがいいという方は当事務所でもWordpressの制作をおこなっています。
興味のある方はお気軽にお問い合わせください。