SEOとは?初心者向けSEO対策でおさえておきたいポイントを解説

WEBサイト基礎知識

ホームページ運営するうえで覚えておきたい用語の一つ「SEO」

なんとなく聞いたことあるけど実際どんなものかよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

今回の記事で得られることが出来る情報は以下の4つ。

  • SEOとはなにか
  • SEOが重要な理由
  • SEOについての重要な用語
  • どうやって対策すればいいか

それでは「初心者向けSEO対策でおさえておきたいポイントを解説」というテーマで解説していきます。

SEO(検索エンジン最適化)とは?

Search Engine Optimization(サーチエンジンオプティマイゼーション)の頭文字をとって「SEO」。

直訳すると「検索エンジン最適化」という意味です。何か調べ物があったときにGoogleやYahooなどで検索することがあると思います。

サイトを閲覧するユーザーは検索した時に基本的に上位の記事を見に行きます。なので上位表示ができるとサイトを閲覧してくれるユーザーが増える、つまり集客ができるということになります。

どのように検索エンジンの順位づけをおこなっているかは明確にされていませんが、Googleは200ほどのアルゴリズムで順位付けをしていることを公式に認めています。

SEO対策とは、検索結果で上位表示をさせるための対策のことを言います。

SEOが重要な理由

いくら頑張って作ったり、費用をかけてホームページを作ったとしても、見てもらえなければ意味がありません。

自分のホームページに関連するキーワードをユーザーが検索した時に、検索結果の上位に表示されることが非常に重要です。

検索結果はGoogle独自のアルゴリズムにより検索したユーザーにとって価値のあるものを上位に表示します。

つまり検索したユーザーが求めている情報が書いてあるサイトや記事を上位表示するようになっています。

検索エンジンからの集客をおこないたい場合は、適切な対策をおこない、ユーザーに自分のサイトを見つけてもらえるようにしなければいけません。

SEO対策における重要な用語

SEO対策をするうえで最低限知っておいたほうがいい用語を一部まとめました。

内部対策・外部対策

SEO対策の主軸は内部対策、外部対策の2つがあります。

内部対策は、ホームページの中身(サイトの構造、記事・コンテンツの内容)をしっかり作り、最適化することを言います。

一方、外部対策とは、ホームページの外側、つまり被リンクに関する対策のことを指します。

数年前まではこの外部対策が非常に重要とされていたため、SEO対策といえばこの被リンクを獲得するための対策といっても過言ではないほど重要視されていました。

なので、この外部対策をおこなう専門の業者も出てきて、その業者から被リンクを買う形で自分のサイトにリンクを張ってもらうことでGooleに評価され、検索結果で上位表示させることが出来たのです。

しかし、どのサイトがほんとにいいサイトか区別することができなくなったため、Googleは独自のアルゴリズムを大幅に変更するアップデート(ペンギン・アップデート)をおこないこのアップデート以降、SEOの主軸は内部対策に移行していきました。

被リンク

先ほども少し出てきましたが、被リンクとは自分のホームページが別のサイトに貼られることを言います。

ペンギン・アップデート以降被リンクの重要度は低くなりましたが、それでもSEOに十分影響します。

昔の被リンクは「数」がものをいいましたが、今の被リンクは「質」つまり、リンクを張ってくれたサイトの信頼性などを考慮して評価されます。

ビッグキーワード

ビッグキーワードとは、検索数の多いキーワードのことを言います。「車・テレビ・本」のように単語だけのキーワードは検索数が多くなりがちです。

ビッグキーワードで上位を狙うのは大変難しいので、スモールキーワードやロングテールワードで上位表示を狙っていくのが一般的です。

スモールキーワード

スモールキーワードとはビッグキーワードとは逆に、検索数の少ないキーワードのことを言います。あまり検索されていないニッチなキーワードについての記事を作ることで、競合の少ないキーワードで上位表示を目指します。

スモールキーワードで上位表示することは難しくないですが、そもそもスモールキーワード自体がニッチなキーワードになりがちなので、探すのも大変ですし、スモールキーワードで上位表示されたとしても多くの集客は見込めないということになります。

ロングテールワード

ロングテールワードは読んでほしい読者をピンポイントで狙うことができるため、非常に重要です。

ロングテールワードとは検索するキーワードをいくつかに分割し「車 燃費 車種」のように調べられたときに上位表示されるように狙っていく手法です。

この検索の仕方だと「燃費のいい車を探しているんだな」ということがわかります。

ビッグキーワードのように「車」と検索されたときその、ユーザーが車についての何を知りたいのか全く予想が付きません。

その点、ロングテールワードは想定読者の知りたい内容がある程度わかるため、ピンポイントで記事を作成することが出来ます。

SNSからの流入がメインならSEO対策をしなくてもOK?

現在、TwitterやinstagramのようなSNSのが普及していますが、フォロワーが多い人はアカウントにホームページのリンクを貼っておけばある程度ホームページ閲覧数は稼ぐことが出来ます。

しかし、フォロワー全員が同じ悩みや欲求を持っているわけではありません。

先ほどのロングテールワード「車 燃費 車種」の記事を書くとして、タイトルが「車を買い替える時の注意点!燃費のいい車種5選」だとします。

その記事を読みたいと思うフォロワーは何人ですか?

「ちょうど車の買い替えをしようと思ってたんだよ」って人が運よくたくさんいればいいですが、車はそんなに頻繁に変えるものではないので、必然的に少なくなります。

しかし、SEO対策をしっかりおこない、検索結果で上位表示することが出来れば車の買い替えをしようと思ってる人にピンポイントで読んでもらうことが出来ます。

結論としては、SNSでもユーザーを呼び込むことが出来るが、SEOならもっとたくさんの人にピンポイントに見てもらえるのでSNS流入がメインでもSEO対策はしたほうがいいということになります。

SEO対策をおこなうなら導入しておきたい王道ツール

Google Search Console

GoogleサーチコンソールはGoogleが提供しているホームページを最適化するための改善に役立つ無料ツールです。

Googleサーチコンソールのおもな活用方法は以下の3つ。

キーワード詳細の確認

Googleサーチコンソールではどのようなキーワードで検索されてどのくらいクリックされているかを確認することが出来ます。

Googleのインデックスに登録

ホームページを更新したからといってすぐに検索結果に表示されるわけではありません。Googleサーチコンソールを利用すればホームページを更新したよってことをGoogleに知れせることが出来ます。

ホームページの問題を検出

検索結果に上位表示されている記事だとしても、クリック率が低かったりすることを知らせてくれるため、記事の修正や改善に役立ちます。

Google Analytics

Google Analytics(Googleアナリティクス)はGoogleが提供している、解析ツールで、ホームページに何人来たのか、訪れたユーザーはどこから来たのか、どのくらい滞在したのか、などの情報を見ることが出来る無料ツールです。

ホームページに訪れている人をリアルタイムで確認することもできるし、訪れたユーザーはSNSから来たのか、検索から来たのか、別のサイトから来たのかなど、ホームページを閲覧したユーザーの行動がはっきりと確認できるようになっています。

このGoogleアナリティクスをうまく活用すればサイトの構造を見直すことが出来ますし、閲覧者数を確認し、記事を読んでもらっていることが目視できれば、モチベーションアップにも期待できます。

結論:難しいことは考えないで読む人のことだけを考える

今回の記事では色々書きましたが、結局大事なことは読む人のことだけを考えるということ。

もちろん読んでもらうためにはまず発見してもらわないといけないため、それなりのスキルが必要ですが、ホームページに訪れたユーザーがどんな行動をしたのかをGoogleは見ています。

ホームページに訪れたユーザーが5秒でホームページから離脱した場合、Googleは「この人にとってこの記事は有益じゃなかったんだな」と判断するため、評価は下がります。

逆にホームページに訪れたユーザーが5,6分記事を閲覧した後、違うページに行ってまた5,6分閲覧したとなればGoogleは「この記事はいい記事なんだな」と判断し、この積み上げが結果的に検索結果の上位表示につながります。

以上ののことからもわかるようにSEOでGoogleに評価されるには時間がかかります。

本気でSEO対策をおこなう場合は根気をもって長い目で見ることが大切です。

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