【WEB初心者必見】ホームページのドメインって何?種類と費用について
ホームページを作る前に知っておかないといけないことがいくつかあり、その中の一つが「ドメイン」です。
ドメインという言葉を聞いたことあるけど、詳しく知っている人は多くないです。
ホームページを扱ううえで知らないと困ることもあるので、知識として覚えておきましょう。
この記事では
- ホームページを作る時に必要なドメインって何?
- ドメインを購入したいけどよくわからない
- 値段はいくらくらい?
といった疑問をお持ちの方に向けて「【WEB初心者必見】ホームページのドメインって何?種類と費用について」というテーマで詳しく解説します。
ドメインとは
ホームページをインターネット上に公開するためには「ドメイン」と「サーバー」が必要不可欠です。
サーバーについてはこちらの記事をご覧ください。
ドメインとは簡単に説明するとインターネット上の「住所」のようなもので、サーバーはインターネット上の「土地」のようなものです。
サーバー(土地)にドメイン(住所)を設定することでホームページを公開することができます。
ドメインを少し詳しく
こちらの画像を見てわかる通り、ホームページのURLに対して、青の部分をドメイン名、緑の部分トップドメインレベル、二つを総称してドメインをと呼びます。
ドメイン名は英数字などで63文字以下とされており、好きな文字列を選ぶことができます。
しかし、同じドメインは複数存在せず、早い者勝ちなのですでに取得されているドメインは取得することが出来ません。
当サイトのドメインortega-works.comはすでに取得しているので、他の人は取得できないということになります。
ドメインを使ったメールアドレス
ドメインを使って独自のメールアドレスも作ることができます。たとえば
【info@ortega-works.com】
といったように、ドメインを持っていれば@の前の文字を変えることにより複数のメールアドレスを作ることができます。
企業のドメインであれば社員一人ひとりにメールアドレスを作ることもできます。
- tanaka@ortega-works.com
- sato@ortega-works.com
- suzuki@ortega-works.com
といった感じです。
トップレベルドメインについて
「.com」のようなURLの語尾につくものをトップレベルドメインといいます。種類もはいくつもあり金額も違ってきます。また、同じ.comでも購入するサイトや、購入する日によって金額も変わります。
当サイトは、「お名前.com」で購入しました。
購入した当初は1,060円でしたが、現在、2020/05/18現在は760円です。この金額は最初に払う金額なので、トータル的に考えるとそこまで気になりません。
トップレベルドメイン種類
トップレベルドメインの種類にはいくつかの種類があります。基本的にはどれを選んでも大丈夫ですが、一応意味があるので記載しておきます。
また、見慣れないドメインを選んでしまうとサイトに訪れた人を不安にさせる恐れがあるため、見慣れているドメインにすることが望ましいです。
悩んだら「.com」にしておけば問題なしです。
種類 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
.com | 企業や商用サービスを表すドメイン | 760円 |
.net | 主にネットワークサービスの提供者を表すドメイン | 599円 |
.org | 主に非営利団体を表すドメイン | 1,360円 |
.biz | 主にビジネスを表すドメイン | 299円 |
info | 主に情報の提供者を表すドメイン | 260円 |
co.jp | 日本国内で登記を行っている会社・企業が登録可能 | 3,660円 |
※2020/05/18現在
ドメインを取得する費用
上記の表でもわかるように、取得するドメインによって費用も異なります。
今回は以下の設定での初期費用を計算します。
- 購入サイト:お名前.com
- 購入日:2020/05/18
- 購入ドメイン:example.com
そしてお名前.comでドメインを取得する費用を4つ解説します。
- ドメイン取得費用
- ドメイン更新料
- Whois情報公開代行メールオプション
- ドメインプロテクション
ドメインの取得 760円/初回のみ
前述しましたがドメインの取得費用は日に日に変わります。
2020年5月18日現在の「.com」の取得費用は760円です。最低限この費用でドメインを取得することができます。
ドメイン更新料 1280円/年
ドメイン取得から1年後に更新する必要があり、こちらも購入サイトや購入日によって金額が変わります。
安いからと見慣れないドメインを購入すると更新料金が数千円だったなんてこともあるので、気を付けましょう。
更新する際はWhois情報なども一緒に更新するためその分費用が掛かります。
数年分最初に払うこともでき、その場合(1280×年数)+(300×年数)となります。
Whois情報公開代行メールオプション 300円/年
Whois情報とは、ドメインを誰が所有しているか確認することが出来る情報です。何も設定しないとドメイン所有者の住所や電話番号を誰でも見ることが出来てしまいます。
Whois情報公開代行を設定することによりWhois上で表示される情報を、お名前.comの情報に代えて掲載してくれます。こちらは通常980円/年ですが、ドメイン購入と同時に設定すると0円/年になるので設定しましょう。
Whois情報公開代行メールオプションはドメインに対して何らかの連絡があった場合に仲介してメールをしてくれるオプションです。
ドメイン譲渡・売買機会などの可能性があるため今回は設定することにします。
ドメインプロテクション 980円/年
ドメインプロテクションはセキュリティを強固にするものです。
しかし必ずしも必要というわけではありません。
例えば個人情報を多く扱うサイトの場合はハッキングされ個人情報を盗まれる恐れがあるためドメインプロテクションを付けることをおすすめします。
今回は必要ないので説明だけにします。
ドメイン取得費用の合計
今回はドメインの取得
1年単位で更新料1,280円と同じくWhois情報公開代行メールオプション
更新については数年単位でまとめて支払うこともできます。また、ドメインの更新費用を払い忘れると、所有権が失効し、売りに出されてしまうため忘れずに更新するようにしましょう。
心配な方は自動更新ししておけば問題ありません。
ドメインについてのまとめ
ここまでいろいろと説明しましたが、WEB初心者が覚えておくことは3つ
ドメインはインターネット上の住所
購入するサイトや日にちで金額が違う
悩んだら「.com」でOK
また別記事でも紹介していますが、レンタルサーバーを借りると無料ドメインが1つついてくることが多いです。
- ロリポップだとexample.main.jp
- Xサーバーだとexample.xsrv.jp
などです。こちらを利用することも可能ですが、サーバーと直結しているため、もし仮にサーバーがサービス停止になった場合機能しなくなりますし、SEO的にも弱くなります。
一般的にもあまり使用されませんので、ホームページを公開する場合は必ず独自ドメインを購入するようにしましょう。